HSPさんの中には、普段と違うことをする冒険を、できるだけ避けようとする方がいらっしゃるかもしれません。
私も、「普段どおりであること」を望む場面は少なくないのですが、食に関しては冒険に踏み切ること、中でも新メニューや新商品への挑戦に、割と積極的なほうです。
その理由は、端的に言い表すと「挑戦のハードルがそこまで高くない」「新しいもの好きな一面もある」ということなのですが、もう少し掘り下げてみます。
※あくまでも、私個人の主観によるものとなりますので、すべてのHSPの方に当てはまるわけではございません。
大手チェーン店/メーカー/コンビニなどの場合、新メニューや新商品が大ハズレということはめったにない
経験に基づく実績と、それに裏打ちされた信用がある
大手の飲食チェーン店、大手食品メーカー、主要コンビニエンスストアなどの新メニューや新商品を、私はかなり信用しており、発売されるという情報を目にした瞬間に、「食べて(飲んで)みたい」となることが多いです。
大手であればあるほど、新メニューや新商品の開発に時間をかけたり、入念に品質チェックを行ったりできる側面は、当然あるとは思います。
ただ、私の場合それ以上に、自らの舌で味わってきた経験の積み重ねが、信用のバックボーンとなっているのです。
何十種類もの新メニューや新商品を、10年、あるいは20年以上試してきたにも関わらず、「これは大ハズレだった…」と思わされた経験が、ほとんど無い。
この事実、実績が、大手どころへの信用を形作っているわけです。
正式メニューや全国流通品となるまでに、かなり厳選されてきている場合が多い
無論、大手チェーン店/メーカー/コンビニとしては、お客さんを落胆させないよう、常に最大限の努力を行っているはずです。
研究開発、リサーチ、モニターの意見確認、品質管理などに時間と予算をかけ、徹底的にふるいにかけたうえで、新メニューや新商品として世に出す場合が多いのでしょう。

また、豊富な店舗数や、全国規模の流通網がある場合、まずは試験販売や地域限定販売といった形にして、市場の反応などを確かめてみることもできます。
大手どころの新メニューや新商品は、こうして厳選に厳選を重ねたうえで、正式メニューや全国流通商品となる場合が多いです。
だからこそ、大ハズレとはなりにくいのでしょう。
原材料に苦手なものが含まれていないかどうかは、事前に確認したほうがよいかも
ただし、ものすごく苦手なものが原材料として使われている場合は、さすがにその新メニューや新商品に挑む気にはなれません。
私の場合、チーズやヨーグルトといった乳製品、エビをはじめとする甲殻類などが、これに該当します…。
そのため、挑戦前にチェックできる情報は、しっかりとチェックしています。
大手どころの新メニューや新商品発表時には、プレスリリースにて、事前に詳細な情報などを確認できる場合が多いです。
したがって、プレスリリースなどで情報を得られている新メニュー/新商品は、挑戦の障壁が一段下がる感じがしますね。
最大損失が、そこまで大きくならない
ほとんどの場合、「一回の食事機会」を超えて損失をこうむることはない
ごくまれに、ハズレを引いてしまうこともあるにはありますが、そのことで私が落胆するのはせいぜい数時間、長くても一日程度です。
「挑戦することで起こりうる、考えられる限り最悪の事態」を「最大損失」とするならば、新メニューや新商品への挑戦を行って、長く引きずるような深刻な状況を招くことは、ちょっと考えられません。
また、ここでも「これまでの挑戦で、深刻な状況に陥ったことがなかった」という、経験に基づく実績が強みを発揮します。
これに対し、たとえば「会ったことがない人と会う」場合の最大損失は…
一方で、食以外の「未経験の物事への挑戦」は、しばしば大きなリスクを伴います。
飲食店の新規開拓も、「行ったことのない場所へ行く必要がある」という要素などが加わってくる点で、新メニュー/新商品への挑戦よりは、ハードルが高いと私は感じます。
さらに、これが「行ったことのない場所へ行き、まだ会ったことがない人と会う」となると、想定されうる最悪の事態は、結構深刻なものになってくるでしょう。
最大損失は大体、過去にそれと似たようなことを行って生じた、最悪の出来事がひとつの目安になっている
私は、未経験の物事に挑戦するかどうか決める場合、まず「その挑戦によって生じうる最悪の事態」を、リスクとして想定します。
そのうえで、リスクを取ってもなお、それを上回るリターンが期待できそうな場合にのみ、挑戦に踏み切るケースが多いです。
最悪の事態の想定にあたっては、その挑戦と似たことを実施した際に遭遇した、最悪の出来事というのが、ひとつの目安になっています。
想像力をめぐらせていけば、「この挑戦をすることで地球が爆発するかもしれない」といった事態も想定できなくはありませんが、さすがに現実離れしすぎていると、自分の身にふりかかるリスクとして実感することが難しくなりますね。
「息をすることもリスク」と考えてしまうと、呼吸もできなくなるわけですから、何のためのリスク想定なのかがわからなくなってしまいます。
私の、最大損失の具体例は…
私の最大損失の具体例 = その挑戦によって生じた最悪の出来事について、以下に記載します。
・「行ったことのない場所へ行き、まだ会ったことがない人と会う」 → 「暴行を受けた」
・「よくわからない相手と、ビジネス関連のやり取りをする」 → 「クレジットカード情報の漏洩」
・「普段持たないものを持って外出する」 → 「どこかに置き忘れた」
どれも、大体10年以上前に遭遇したのですが、未だに記憶から取り去れず、悩まされることがあります。
したがって、これらの最大損失を覚悟したうえで、それでもなおメリットのほうが大きそうだと判断できる場合にしか、上記の挑戦(および、上記と似た挑戦)は行わないです。
対して、新メニュー/新商品への挑戦時の最大損失は、現時点では「食べた翌日、お腹の具合が悪くなった」というもの(※しかも、その原因が新メニューにあるのかは不明)。
こうして改めて列記してみると、新メニュー/新商品への挑戦によるリスクは、かなり低いものなのだなぁ…と実感させられますね。
「リスクを取ってもいい」と思えるだけの、リターンがもたらされる場合もある
「これは大当たり!」という新メニューや新商品を見つけられると、やはりうれしい
リスクが、他の挑戦と比べて相対的に低い一方、新メニューや新商品への挑戦は、大きなリターンをもたらしてくれることも。
「リスクに対するリターン」と、なんだか大仰な書き方をしていますが、おいしい新メニューや新商品が見つかると、シンプルにうれしいということです。
それだけでも十分満足できますし、新メニュー/新商品が私の中で新たな定番となれば、口にするたびに何度も満足感をもたらしてくれます。
私が新メニューや新商品に期待する面、そして新しいものに惹かれる面を抱えているのは、こうした過去の実績があるからなのでしょう。
挑戦しないことが、「機会損失」になることもある
ここまで、「挑戦するリスク」の側ばかりに触れてきましたが、「挑戦しないリスク」というものも当然存在します。
新メニューや新商品の場合、「その味を一生知ることができない」というのが、挑戦しなかった場合の最大損失になるでしょう。
苦手な原材料が使われている場合であれば、そのことを惜しいとは思わないですが、そうでなければ「挑戦しないリスク」のほうも、意識してしまいますね。
特に期間限定メニューなどの場合、あっという間に終売となることも覚悟しなければならない
大手どころの新メニュー/新商品は、毎月、毎週といった間隔で発売されることもあります。
また、期間限定で販売される商品も少なくありません。

販売期間が事前にアナウンスされていれば、それに合わせて行動できるのですが、「特定の販売数に達し次第終了」のような場合は、いつ終売となるのかが想定しにくいです。
時には、いつの間にか注文できなくなっていたり、事前アナウンスすらなく唐突に店頭から姿を消したりすることも…。
だからこそ、少しでも気になった新メニューや新商品は、挑戦できるうちに挑戦してみたい、という気持ちが強いのです。
むすび
自分自身の特性上、未経験の物事への挑戦そのものが一定のリスクともなってくるため、「何に挑戦し何に挑戦しないか」は、慎重に判断していく必要があります。
しかしながら、挑戦しないこともそれはそれでリスクがありますから、自分の世界を広げるメリットのほうがデメリット(最大損失)を上回ると判断した場合には、挑戦をしていきたいです。
食以外での場面ではどちらかというと安全策を取り、挑戦を回避しているケースのほうが多いため、食に関する挑戦、特に新メニューや新商品への挑戦は、なるべく積極的に行っていきたいと考えています。


